希望と絶望 2011 3 21

 中東で起きた、
民主化を求める大衆蜂起、
あるいは改革を求める大衆蜂起。
 最初は、現状に対する不満や怒りで始まり、
次は、希望と夢に変わり、
そして、民主化も改革も不可能だと知ると、
失望と絶望に変わる。
絶望は、イスラム過激派を生む。

 インターネットと携帯電話が、
独裁政治と強権政治を持続不可能にしている。
もはや古い政治となってしまった。
しかし、そのことに独裁者は気づいていない。
だから、暴力で国民を押さえようとする。
昔だったら、独裁者は、テレビと新聞で国民を洗脳できた。
 独裁を続けたいならば、
国民からインターネットと携帯電話を取り上げる必要があるが、
そうすると、国は20世紀に逆戻りする。
やがて、高度な文明を持った国に支配されることになる。
 驚くかもしれないが、
20世紀は、先進国と発展途上国における文明の差は、ほとんどなかったと言ってよい。
後世の人たちは、そう言うでしょう。
なぜなら、21世紀において、驚異的な文明の格差が生じるからである。

バイオテクノロジー 2010 12 12
 将来は、宇宙船をバイオテクノロジーで作る時代が来るかもしれません。
宇宙船を金属で作ると、何かと不都合が発生すると思います。
 鉄では、切ったり貼ったり溶接したり手間がかかります。
アルミニウムを削り出す方法もありますが、これでは大きなものは作れません。
 宇宙船を生物というか、半分生物で作れば、何かと都合がよいのです。
まず、人間の意識と同調させることができるというメリットがあります。
 これは、突飛な発想ではなく、
現代でも、最新鋭の戦闘機において、
人間の思考を兵器コントロールに使えないか研究していると思います。
 認識と科学技術と書くと、
この二つが、どう関連するのかと思うでしょうが、
認識と科学技術の融合は、重要なことです。
 いずれにせよ、どのような材料を使っても、
人間の意識と宇宙船をうまく同調させることが必要です。

宇宙のトンネル 2010 8 1
 宇宙にトンネルがあると言ったら大変なことになるでしょうか。
おそらく、科学者たちは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか」と議論になるでしょう。
 しかし、それは、余計な詮索と言えるでしょう。
こう考えてみれば、どうでしょうか。
車で道路を走っていたら、トンネルがあった。
トンネルを通れば、向こう側まで10分で行くことができます。
 しかし、このトンネルは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか。
それがわからない限り、トンネルを通ることはできない。
だから、私は、峠道を5時間もかけて向こう側まで行く」という人がいるでしょうか。
たいていの人が、何も考えず、便利にトンネルを使うでしょう。
 やがて、人類も、何も考えず、
便利に宇宙のトンネルを使うことになるでしょう。
 その時、ある問題が発生します。
それは、人間は、肉体と魂で構成されていますが、
そのトンネルを使う時、肉体と魂が分離してしまうことです。
そこで、肉体と魂の制御システムが必要となるのです。
















































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